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現在完了の話③
さて、前回は最後まで終わらなかったので、きょうは現在完了の復習の3回目です。
まず、前回の確認です。
①Ken has been in Otaru for a week.
日本語に直してみましょう。
「ケンは、一週間小樽にいます。」
「for a week」をたずねる文に。
「ケンは、どのくらい小樽にいますか。」という文を作るのですが、
手順1,for a week を「どのくらいHow long」にして、文頭に置く。
手順2,for a week 以外を疑問文に直す。
だから、
How long has Ken been in Otaru?
ですね。
②「わたしは、何回も大阪に行ったことがあります。」を英文に。
「〜に行ったことがある」は、have been to,「何回も」は、many times
だから
I have been to Osaka many times.
ですね。
「彼女は、一度も雪を見たことがない。」を英文に。
「一度も〜したことがない」は、否定文のnotの位置にneverを入れて、
She has never seen snow.
ですね。
雪には、aはつかないので注意しましょう。
さて、前回のつづきです。
パターン③ I have already finished
my homework.
ここでは、「already=すでに」に注目します。
finishは終える、homeworkは宿題だから、「わたしは、すでに宿題を終えてしまった。」ですね。
では、Mike has just cleaned his room.は?
「just=ちょうど」なので、「マイクは、ちょうど部屋を掃除したところです。」になりますね。
ちょっと、意地悪な英作文をひとつ。
「わたしはちょうどその本を読み終えたところです。」
I have just finished the book. ❌
2年生でやったように、「〜し終える」は、finish 〜ingを使うのです。enjoyとstopとfinishのあとに動詞がくるときは、〜ingつまり動名詞になるのでしたね。
I have just finished reading the book. で正解です。
ところで、「あなたはもうその本を読み終えましたか。」ならどうなるんでしたか。
最後に「か」があるから疑問文なのですが、疑問文ではalreadyやjustは使いませんでしたね。文末にyetを置きました。
Have you finished reading the book
yet? と、なりましたね。
では、「マイクは、まだ部屋を掃除していません。」は?
否定文の「まだ」は、文末にやっぱりyetを置くんでしたね。
Mike hasn’t cleaned his room yet.
となります。
<きょうのお話>
現在完了③ 「〜し終えた(すでに〜してしまった,ちょうど〜したところだ)」
1,肯定文
主語+have[has]+already{just}+過去分詞・・・.
「誰々は、すでに〜してしまった{ちょうど〜したところだ}」
2,疑問文
Have[Has]+主語+過去分詞・・yet?
「誰々はもう〜してしまいましたか。」
3,否定文
主語+have[has]+過去分詞・・yet.
「誰々はまだ〜していません。」
ところで、いわゆる経験用法の「〜に行ったことがある」は、have[has] gone to〜 って書く人が、けっこういますが、これだと一般には「〜に行ってしまった」になって、「今はここにいない」になるので間違えないようにしましょう。
現在完了の話②
さて、前回お話ししたように、現在完了って学力テストとかで結構よく出て、しっかり覚えておいたほうがよいところです。
では、何が大切かというと中学校で習う3つの使い方のキーワードと置き場所をしっかり覚えることです。
まず、次のパターンを日本語にしてみましょう。
パターン➀ I have been busy since last Friday.
「have been」が現在完了の形ですが、ここでは「since last Friday」に注目してくださいね。
ふつう、現在完了は過去を表わす言葉とは一緒に使えないのですが、前にsinceがくっつくと「~以来[~からずっと]」という意味になるのでしたね。
busyは「忙しい」、since last Fridayで「先週の金曜日以来」なので
「私は、先週の金曜日以来[からずっと]忙しい。」になりますね。
もし、Tom has lived in Sapporo for five years.なら、「for five years」に注目してくださいね。
期間の前にforがくっつくと「~の間」という意味になるので、「トムは、5年間(ずっと)札幌に住んでいます。」になりますね。
文末のsinceとforは、「ずっと~し続けている。」という文を作ります。
for a long time で「長い間」っていうのも忘れないでくださいね。
ところで、「for five years」をたずねる文「トムはどのくらい(の間)札幌に住んでいますか。」って、何と言うか覚えてますか。
英語は、一番聞きたいことから並べるので、まずは「どのくらい(の間)」つまりHow longですね。
あとは「for five years」以外の「Tom has lived in Sapporo」を疑問文の順番に直せばよいのでhasを前にして、「How long has Tom lived in Sapporo?」でできあがりです。
パターン➁ I have seen a panda once.
「have seen」(seenはsee=見るの過去分詞)が現在完了の形ですが、ここでは「once」に注目してくださいね。
onceは「1回」なので、「私は1回パンダを見たことがある。」
仲間として、twice,~times,many times,beforeがありましたが、意味を覚えてますか?
twice=2回,~times=~回,many times=何回も,before=以前 でしたね。
※2回はtwiceってうるさくいわれるけど外人さんで、one timeとかtwo timesとか言ってた人いたし。でも、once,twiceが無難です。
あと、文末に来なくてoften=しばしば、っていうのもありますが、テストにはあまり出ません。
Ken has been to Okinawa many times. はどんな意味になるでしょう。
「have been to 場所」で「~に行ったことがある」なので、「ケンは、何回も沖縄に行ったことがある。」になりますね。
では、「ケンは、今までに沖縄に行ったことがありますか。」は、何というでしょう?
「今までに」は、疑問文で過去分詞の前に置く「ever」を使うんでしたね。
Has Ken ever been to Okinawa?
では、「ケンは、今までに一度も沖縄に行ったことがありません。」は、何というでしょう?
「今までに一度も~ない」は、否定文のnotの位置にneverを置くんでしたね。
Ken has never been to Okinawa.
ちょっと意地悪な質問ですが、「私は一度もそこに行ったことがない。」は何というでしょう?
なーんだ、「そこに」はthereだから・・・
I have never been to there. ×
thereは「そこに」で、toも「~に」だからto thereだと「そこにに」になってしまいますね。
I have never been there.で正解です。
調子に乗って長くなったので、つづきは次回にします。
<きょうのお話>
現在完了は、キーワードと置き場所を覚える。
➀「(ずっと)~しつづけている」(いわゆる継続用法)
文末に「since 過去を表わす語」で「~以来(~ずっと)」,「for +a~,~s」で「~の間」
for a long time で「長い間」
★「どのくらいの間」と期間をたずねるときは、How long +疑問文?
➁「~したことがある」(いわゆる経験用法)
(1)肯定文(ふつうの打ち消したりしない文)の文末に
once=1回,twice=2回,~times=~回,many times=何回も,before=以前
(2)疑問文「今までに~したことがありますか。」
Have[Has]+主語+ever+過去分詞・・?
(3)否定文みたいなの「今までに一度も~したことがない。」
⇒否定文のnotの位置にnever
主語+have[has]+never+過去分詞・・.
★have[has] been to~=「~に行ったことがある」
<注意>「そこに行ったことがある」は、have[has] been there
現在完了の話①
きょうは、中学の英語で習う、いわゆる時制(現在、過去、みたいなやつ)のしめくくりとして、中学3年生がプログラム1,2の現在完了のお話です。
現在完了は、日本語ではちょっとイメージが難しいので、分かりづらいところですが、9月からの学力テストでも大変よく出題されるので、しっかり理解しておきましょう。
たとえば、「むかし彼女に逃げられた。その後、彼女が飼っていた猫にも逃げられ、今にいたる。」と、いったケースを考えてくださいね。
これ、日本語と違って、英語では過去と現在にまたがるので、過去の文も現在の文も使えない。困ったわ〜、ということになります。
そこで、過去と現在をいっぺんにあらわす特別な言い方を使います。この、過去と現在の一人二役が、現在完了の形、have+過去分詞なんですね。
ふつうの文 主語+have+過去分詞・・.
疑問文 Have+主語+過去分詞・・?
否定文 主語+have not[haven’t]+過去分詞・・.
主語がIとyou以外のひとり(いわゆる三人称単数)のときは、犬や猫を飼っているのhaveと同じように、haveのかわりにhasを使うんでしたね。
説明が、先になってごめんなさい。
例文にいきます。
① I became sick last Saturday.
わたしは、先週の土曜日に病気になった。<過去>
② I am still sick.
わたしは、まだ病気です。<現在>
①+② I [ ] [ ] sick for a week.
(きょうは、金曜日って設定で)
わたしは、一週間、ずっと病気です。
注意とヒント→becomeは、別のものになる(変わる)イメージなので、二番目のカッコには、becomeは、入りません。
(becomeの過去分詞はbecameじゃなくて、becomeだけど、ここでは残念ながら使いませんよ。)
amみたいなbe動詞の過去分詞は、beenでしたよね。
答え I [ have ] [ been ] sick for a week.
うまく、出来ましたか?
類題
① Kenta moved to Osaka three years ago.
ケンタは、3年前に大阪にひっこした。
<過去>
② Kenta still lives in Osaka.
ケンタは、まだ大阪に住んでいます。
<現在>
①+②
ケンタは、3年間(ずっと)大阪に住んでいます。
<過去+現在>
Kenta [ ] [ ] in Osaka
[ ] three years.
答えは、最後にあります。
<きょうのお話>
過去と現在を同時にいうときは、現在完了の形have+過去分詞を使います。
<予告>
現在完了を使った英作文などは、学力テストや入試でも、とてもよく出題されます。現在完了で、いちばん大切なことは、中学で習う3つの使い方を、キーワードと一緒に覚えることです。
次回は、現在完了の使い方とキーワードについて勉強します。
答え
Kenta [ has ] [ lived ] in Osaka
[ for ] three years.
小学校ご卒業おめでとうございます。
きょう3月20日(水)は札幌市内の市立小学校の卒業式です。
ご卒業おめでとうございます。
高校合格おめでとうございます
本日3月18日は公立高校の合格発表です。合格した塾生およびみなさん合格おめでとうございます。
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中3は学力Cまでもうすぐ
いよいよ中3の学力Cまで1週間になりました。
学力テストや2学期期末テストの結果をうけて、いよいよ中学校の三者懇談がはじまります。
三者懇談では、学力テストの結果から入試当日の点数を予測することになりますが、A,B,Cで点数にムラがあるとよくないようです。
AとBでうまくいったからといって油断しないようにしましょう。
また、AとBでうまくいかなかったといっても、時間配分などといったテストを受ける要領が悪いとか、勉強量が足りなかったとか、理由があるはずです。
AとBのときとちがう取り組み方をすれば、結果が出るはずです。
今回は2学期期末テストと時期が近いのですが、特に公民の政治分野、理科の運動とエネルギー、数学の二次関数の応用問題といった
学力Cでも2学期期末テストでも重要な単元はしっかりと取り組みたいものです。
また学力Cの場合特に理科と社会は、AとBで出た問題からある程度は出題単元が絞れるので効果的な勉強をしましょう。
だんだん寒くなってきましたが、今がいちばん大変な時期ですが風邪をひかないで自分のペースで続けましょう。
2年生の英語,不定詞
中学2年生の定期テストの範囲で不定詞が出てくる時期になりました。
しっかり復習しましょう。
よく、塾の先生が得意げに「『to+動詞原形』を不定詞といいます。でも、不定詞は難しい。不定詞には、なーんと3つも用法があるんだよ。3つの用法っていうのは、副詞的用法と形容詞的用法と名詞的用法なんだ。副詞的用法は「~するために」,形容詞的用法は「~するための」,名詞的用法は「~すること」と訳そうね。」とか言いますが、文法用語とかいいからザックリ言ってどうなの?と思う人も多いと思います。
そもそも不定詞って何でしょう。
「 私は、大阪へ 行った。」を英語にしてみましょう。
I went to Osaka.
私は(主語) 行った(動詞) ~へ(前置詞)※ 大阪
※wentには「行った」の意味しかないので「~へ」の意味の前置詞toをOsakaの前につけた。
次の文を訳してみよう。
I went to Osaka to meet Aki.
私は(主語) 行った ~へ(前置詞) 大阪 ~に会う
(主役の動詞) (脇役の動詞)
POINT 脇役の動詞は原形の前にtoをつけて(不定詞という)脇役のカタチにする。
★不定詞とは、一つの英文の中に動詞が2つあるときに,主役以外の動詞(=脇役)の
カタチをこわして、「脇役だョ」っていう目印をつけることだと覚えてください。
手順① 不定詞をふくむカタマリをかっこでくくる。
I went to Osaka ( to meet Aki ).
私は(主語) 行った ~大阪へ アキに会う
手順② 英語は説明は後回し,日本語は説明が前だから、日本語の語順に直す。
意味 「私は( アキに会うために )大阪へ行った。」
(1)パターン1
「まとめ①
POINT 「~するために」と訳すto+動詞原形=不定詞の副詞的用法という
I went to the park to play tennis.
私は、テニスをするために公園へ 行った。
主語+go(過去形went)/come(過去形came)などの動詞・・to+動詞原形.
「主語」は、~するために・・・行く(行った)/来る(来た)。
POINT Why~? 「なぜ」の文に答えるときは、ふつうBecause+主語+動詞(文).
「~するため(です)」と動詞の原形がつづくときは、To+動詞の原形. で答える。
Why did you go to the park?あなたはなぜ公園へ行ったのですか。
To play tennis. テニスをするためです。
POINT 「うれし・かなし」などの感情のあとのto+動詞原形は、「~して」と訳す。
I am glad to see you.
私は、あなたに会って(会えて)うれしい。
」
(2)パターン2
I want a book . (私は、本がほしい。)
私は(主語) ほしい
① I want a book to read .
私は(主語) ほしい ← 読む
(主役の動詞) (脇役の動詞)
意味 私は[ 読む(ための,べき)本 ]がほしい。
② I want something to drink.
私は(主語) ほしい 何か 飲む
(主役の動詞) (脇役の動詞)
POINT something to+動詞原形=「何か~するもの」(分かりやすい日本語)
意味 私は[ 何か飲むもの(飲みもの) ]がほしい。
③ I have a lot of homework ← to do.
私は(主語) ※ある たくさんの 宿題 する
(主役の動詞) (脇役の動詞)
※「もっている」がしっくりこない haveは、「ある」と訳す。
宿題や仕事は「するための」よりも「しなければならない」のほうがそれっぽくなる。
意味 私は[ しなければならない(するべき) ]たくさんの宿題がある。
▲(=名詞)+to+動詞原形
「~するための▲」・「~しなければならない(すべき)▲」・「~する▲」
と、前の名詞を後ろから説明する。☞不定詞の形容詞的用法という。
something to+動詞原形=何か~するもの ※否定文・疑問文ではsomething⇒anything
発展 覚えておこう 形容詞は普通は名詞の前につくがsometingなど~thingの場合あとにつく
a red car (赤い車)
something red (何か赤いもの)
私は、何か冷たい飲み物がほしい。 飲み物⇒飲む(ための)もの
I want something cold to drink.
練習
私は、洗わなければならないたくさんの皿がある。(皿=dish,ある=have)
( dishes / wash / have / to / a lot of /I /.)
私は、(洗わなければならない)/たくさんの皿が /ある。
主語 脇役の動詞wash 主役の動詞
手順① 脇役の動詞をふくむカタマリをかっこでくくる。
手順② 日本文の文末にあるのが主役の動詞,文末にない脇役の動詞は原形の前にtoをつければよい。
手順③ 「アタマ→しっぽ→逆流」で英語に直す。
解答 I have a lot of dishes to wash.
発展 覚えておこう time to+動詞原形=~する時間
I have no time. = I don’t have time. 「私は、時間がない。」
私は、テレビを見る時間がない。
( TV/ time / to / have /I / no / watch /.)
解答 i have no time to watch TV.
「まとめ②
POINT 前の名詞を後ろから説明するto+動詞原形=不定詞の形容詞的用法
「~するための」・「~しなければならない(すべき)」・「~する」の意味!
I want something to drink.
私は(主語) ほしい(動詞) 何か
私は、 何か飲むもの(飲みもの)がほしい。
something to+動詞原形=何か~するもの ※否定文・疑問文ではsomething⇒anything
POINT 「私は、何か冷たい飲みものがほしい。」は、I want something cold to drink.
POINT 「私は、~する時間がない。」は、 I have no time to+動詞原形.
覚えておこう 京都には訪れるべきたくさんの場所がある。
Kyoto has many places to visit.
=There are many places to visit in Kyoto.
」
(3)パターン3
「まとめ③
POINT 「~すること」の意味を表すto+動詞原形=不定詞の名詞的用法
I like to play tennis.
私は、テニスをすることが好きです。
I want to play tennis. ( ≒I would like to play tennis.私は、テニスがしたいと思う。)
私は、テニスがしたい。 ※would like to+動詞原形「~したいと思う」≒want to
主語+want(s) to+動詞原形. 主語は「~したい」(「~することがしたい」)
主語+want(s) to+be a△. 主語は「△になりたい」
POINT to+動詞原形「~すること」が、(文頭)主語やisのあとにくることがある。
1, To play tennis is my hobby. 2, My hobby is to play tennis.
テニスをすることは、私の趣味です。 私の趣味は、テニスをすることです。
POINT try to +動詞原形「~しようとする」
hope to +動詞原形「~することを望む」
start[begin]to +動詞原形「~し始める」
」
公立高校の入試までおよそ10日になりました。
公立高校の入試までおよそ10日になりました。
体調はOKですか?そろそろ夜更かしはやめて,入試の当日と同じ時間に起きる練習をしましょう。
朝ご飯を食べた方が頭がよく働くそうなので,ふだん朝ご飯を食べない人も,軽くでも食べる習慣をつけましょう。
私立高校の入試で,生まれて初めて入試を受けた生徒も多いかと思います。
なれていないと,どうしてもうまくいかないこととかもあったと思います。私立のときの教訓を生かしましょう。
中学卒業おめでとうございます!!
きょうは札幌市内の市立中学校の卒業式です。
卒業おめでとうございます。
小学校ご卒業おめでとうございます。
きょうは札幌市内の市立小学校の卒業式,ご卒業おめでとうございます。
中学校,ご入学おめでとうございます。
きょうは札幌市内の市立中学校の入学式,ご入学おめでとうございます。
公立高校の入試まであと3日になりました。
公立高校の入試まであと3日になりました。
体調はOKですか?そろそろ夜更かしはやめて,入試の当日と同じ時間に起きる練習をしましょう。
朝ご飯を食べた方が頭がよく働くそうなので,ふだん朝ご飯を食べない人も,軽くでも食べる習慣をつけましょう。
私立高校の入試で,生まれて初めて入試を受けた生徒も多いかと思いますが、私立のときの教訓を生かしましょう。
あさって4日には下見に行って,公共交通機関から高校までの道や所要時間,トイレの位置なども確認しましょう。
中学校卒業おめでとうございます。
3月15日は札幌市内の市立中学校の卒業式です。
中学校の3年間,ひとりひとり印象はちがうと思いますが卒業おめでとうございます。
3年前に中学生になったときより身も心も大きくなったと思います。
これからますます自分を活かして新生活に臨んでくれることを祈っています。。
高校合格おめでとうございます
本日3月18日は公立高校の合格発表です。合格した塾生およびみなさん合格おめでとうございます。
小学校ご卒業おめでとうございます。
きょう3月20日(水)は札幌市内の市立小学校の卒業式です。
ご卒業おめでとうございます。
現在完了の話①
きょうは、中学の英語で習う、いわゆる時制(現在、過去、みたいなやつ)のしめくくりとして、中学3年生がプログラム1,2の現在完了のお話です。
現在完了は、日本語ではちょっとイメージが難しいので、分かりづらいところですが、9月からの学力テストでも大変よく出題されるので、しっかり理解しておきましょう。
たとえば、「むかし彼女に逃げられた。その後、彼女が飼っていた猫にも逃げられ、今にいたる。」と、いったケースを考えてくださいね。
これ、日本語と違って、英語では過去と現在にまたがるので、過去の文も現在の文も使えない。困ったわ〜、ということになります。
そこで、過去と現在をいっぺんにあらわす特別な言い方を使います。この、過去と現在の一人二役が、現在完了の形、have+過去分詞なんですね。
ふつうの文 主語+have+過去分詞・・.
疑問文 Have+主語+過去分詞・・?
否定文 主語+have not[haven’t]+過去分詞・・.
主語がIとyou以外のひとり(いわゆる三人称単数)のときは、犬や猫を飼っているのhaveと同じように、haveのかわりにhasを使うんでしたね。
説明が、先になってごめんなさい。
例文にいきます。
① I became sick last Saturday.
わたしは、先週の土曜日に病気になった。<過去>
② I am still sick.
わたしは、まだ病気です。<現在>
①+② I [ ] [ ] sick for a week.
(きょうは、金曜日って設定で)
わたしは、一週間、ずっと病気です。
注意とヒント→becomeは、別のものになる(変わる)イメージなので、二番目のカッコには、becomeは、入りません。
(becomeの過去分詞はbecameじゃなくて、becomeだけど、ここでは残念ながら使いませんよ。)
amみたいなbe動詞の過去分詞は、beenでしたよね。
答え I [ have ] [ been ] sick for a week.
うまく、出来ましたか?
類題
① Kenta moved to Osaka three years ago.
ケンタは、3年前に大阪にひっこした。
<過去>
② Kenta still lives in Osaka.
ケンタは、まだ大阪に住んでいます。
<現在>
①+②
ケンタは、3年間(ずっと)大阪に住んでいます。
<過去+現在>
Kenta [ ] [ ] in Osaka
[ ] three years.
答えは、最後にあります。
<きょうのお話>
過去と現在を同時にいうときは、現在完了の形have+過去分詞を使います。
<予告>
現在完了を使った英作文などは、学力テストや入試でも、とてもよく出題されます。現在完了で、いちばん大切なことは、中学で習う3つの使い方を、キーワードと一緒に覚えることです。
次回は、現在完了の使い方とキーワードについて勉強します。
答え
Kenta [ has ] [ lived ] in Osaka
[ for ] three years.
現在完了の話②
さて、前回お話ししたように、現在完了って学力テストとかで結構よく出て、しっかり覚えておいたほうがよいところです。
では、何が大切かというと中学校で習う3つの使い方のキーワードと置き場所をしっかり覚えることです。
まず、次のパターンを日本語にしてみましょう。
パターン➀ I have been busy since last Friday.
「have been」が現在完了の形ですが、ここでは「since last Friday」に注目してくださいね。
ふつう、現在完了は過去を表わす言葉とは一緒に使えないのですが、前にsinceがくっつくと「~以来[~からずっと]」という意味になるのでしたね。
busyは「忙しい」、since last Fridayで「先週の金曜日以来」なので
「私は、先週の金曜日以来[からずっと]忙しい。」になりますね。
もし、Tom has lived in Sapporo for five years.なら、「for five years」に注目してくださいね。
期間の前にforがくっつくと「~の間」という意味になるので、「トムは、5年間(ずっと)札幌に住んでいます。」になりますね。
文末のsinceとforは、「ずっと~し続けている。」という文を作ります。
for a long time で「長い間」っていうのも忘れないでくださいね。
ところで、「for five years」をたずねる文「トムはどのくらい(の間)札幌に住んでいますか。」って、何と言うか覚えてますか。
英語は、一番聞きたいことから並べるので、まずは「どのくらい(の間)」つまりHow longですね。
あとは「for five years」以外の「Tom has lived in Sapporo」を疑問文の順番に直せばよいのでhasを前にして、「How long has Tom lived in Sapporo?」でできあがりです。
パターン➁ I have seen a panda once.
「have seen」(seenはsee=見るの過去分詞)が現在完了の形ですが、ここでは「once」に注目してくださいね。
onceは「1回」なので、「私は1回パンダを見たことがある。」
仲間として、twice,~times,many times,beforeがありましたが、意味を覚えてますか?
twice=2回,~times=~回,many times=何回も,before=以前 でしたね。
※2回はtwiceってうるさくいわれるけど外人さんで、one timeとかtwo timesとか言ってた人いたし。でも、once,twiceが無難です。
あと、文末に来なくてoften=しばしば、っていうのもありますが、テストにはあまり出ません。
Ken has been to Okinawa many times. はどんな意味になるでしょう。
「have been to 場所」で「~に行ったことがある」なので、「ケンは、何回も沖縄に行ったことがある。」になりますね。
では、「ケンは、今までに沖縄に行ったことがありますか。」は、何というでしょう?
「今までに」は、疑問文で過去分詞の前に置く「ever」を使うんでしたね。
Has Ken ever been to Okinawa?
では、「ケンは、今までに一度も沖縄に行ったことがありません。」は、何というでしょう?
「今までに一度も~ない」は、否定文のnotの位置にneverを置くんでしたね。
Ken has never been to Okinawa.
ちょっと意地悪な質問ですが、「私は一度もそこに行ったことがない。」は何というでしょう?
なーんだ、「そこに」はthereだから・・・
I have never been to there. ×
thereは「そこに」で、toも「~に」だからto thereだと「そこにに」になってしまいますね。
I have never been there.で正解です。
調子に乗って長くなったので、つづきは次回にします。
<きょうのお話>
現在完了は、キーワードと置き場所を覚える。
➀「(ずっと)~しつづけている」(いわゆる継続用法)
文末に「since 過去を表わす語」で「~以来(~ずっと)」,「for +a~,~s」で「~の間」
for a long time で「長い間」
★「どのくらいの間」と期間をたずねるときは、How long +疑問文?
➁「~したことがある」(いわゆる経験用法)
(1)肯定文(ふつうの打ち消したりしない文)の文末に
once=1回,twice=2回,~times=~回,many times=何回も,before=以前
(2)疑問文「今までに~したことがありますか。」
Have[Has]+主語+ever+過去分詞・・?
(3)否定文みたいなの「今までに一度も~したことがない。」
⇒否定文のnotの位置にnever
主語+have[has]+never+過去分詞・・.
★have[has] been to~=「~に行ったことがある」
<注意>「そこに行ったことがある」は、have[has] been there
現在完了の話③
さて、前回は最後まで終わらなかったので、きょうは現在完了の復習の3回目です。
まず、前回の確認です。
①Ken has been in Otaru for a week.
日本語に直してみましょう。
「ケンは、一週間小樽にいます。」
「for a week」をたずねる文に。
「ケンは、どのくらい小樽にいますか。」という文を作るのですが、
手順1,for a week を「どのくらいHow long」にして、文頭に置く。
手順2,for a week 以外を疑問文に直す。
だから、
How long has Ken been in Otaru?
ですね。
②「わたしは、何回も大阪に行ったことがあります。」を英文に。
「〜に行ったことがある」は、have been to,「何回も」は、many times
だから
I have been to Osaka many times.
ですね。
「彼女は、一度も雪を見たことがない。」を英文に。
「一度も〜したことがない」は、否定文のnotの位置にneverを入れて、
She has never seen snow.
ですね。
雪には、aはつかないので注意しましょう。
さて、前回のつづきです。
パターン③ I have already finished
my homework.
ここでは、「already=すでに」に注目します。
finishは終える、homeworkは宿題だから、「わたしは、すでに宿題を終えてしまった。」ですね。
では、Mike has just cleaned his room.は?
「just=ちょうど」なので、「マイクは、ちょうど部屋を掃除したところです。」になりますね。
ちょっと、意地悪な英作文をひとつ。
「わたしはちょうどその本を読み終えたところです。」
I have just finished the book. ❌
2年生でやったように、「〜し終える」は、finish 〜ingを使うのです。enjoyとstopとfinishのあとに動詞がくるときは、〜ingつまり動名詞になるのでしたね。
I have just finished reading the book. で正解です。
ところで、「あなたはもうその本を読み終えましたか。」ならどうなるんでしたか。
最後に「か」があるから疑問文なのですが、疑問文ではalreadyやjustは使いませんでしたね。文末にyetを置きました。
Have you finished reading the book
yet? と、なりましたね。
では、「マイクは、まだ部屋を掃除していません。」は?
否定文の「まだ」は、文末にやっぱりyetを置くんでしたね。
Mike hasn’t cleaned his room yet.
となります。
<きょうのお話>
現在完了③ 「〜し終えた(すでに〜してしまった,ちょうど〜したところだ)」
1,肯定文
主語+have[has]+already{just}+過去分詞・・・.
「誰々は、すでに〜してしまった{ちょうど〜したところだ}」
2,疑問文
Have[Has]+主語+過去分詞・・yet?
「誰々はもう〜してしまいましたか。」
3,否定文
主語+have[has]+過去分詞・・yet.
「誰々はまだ〜していません。」
ところで、いわゆる経験用法の「〜に行ったことがある」は、have[has] gone to〜 って書く人が、けっこういますが、これだと一般には「〜に行ってしまった」になって、「今はここにいない」になるので間違えないようにしましょう。